マドンナと投資のはなし。(わたしの投資1)
マドンナの「1990年横浜スタジアムライブ」を見ていた。自分は確実に歳をとったな。とあらためて実感した。
数いた80年代洋楽アーティストが大半消え去った中で、今でもこの人は相変わらずパワフルだ。そして20年前のこのライブビデオを見ていても、ちっともアーティスティックな古さを感じさせないのだ。彼女に関しては過去にふてくされてライブを降板した、中断したという話もあまりきかない。薬漬けになった話も聞かない。毎回仕事(ライブ)をやりぬく、そのために努力もしている。まあライブや詩の内容に関してはいろいろと問題を起こすことも多い人なのだが、根はマジメな人である。それはライブを観ればよくわかる。同世代のマイケル・ジャクソンは死んでから新たに評価を得ることの多い人だなと感じるが(これはよくあるパターンなのだが)、続行して今でも地位を固め続けている彼女の方が私は好きだし、これはある意味すごいことであると思う。
さて。マドンナの話から始まったわけなのだが、ここ最近どちらのブログも更新がおろそかになっている。仕事が忙しいというのも理由のひとつなのだが、実は新たに興味をもってしまったことに時間を割かれつつあるからなのだ。
その対象というのは、ご覧のように「投資」の世界なのである。これは私が人生の中で、きっと死ぬまで興味を持つことはありえないと思っていたくらい、蚊帳の外の世界だったものだ。それがなぜ?
お恥ずかしい話だけれど、ここで少し述べてしまおう。2007年7月。とある取引先の地方銀行で、私は50万円を投資信託につぎ込んだ。しかも全部ひとつの商品に・・・。だ。
昔から私は「手元にあると使うから。」の理由で、少しお金がまとまってくると、普通預金や定期預金ではなく、「もう少し自分の手の届かないところへ。」という考えで、子どもの学資保険(教育積立)の全納払いなどをしていた。元年生まれの長男の予定利率は当時6.5%であった。生まれてから月々積み立てするよりは、年払いにしたほうが1か月ぶん浮く。そして、残り6回分の年払いを全納してしまえば、さらにお得だ。という考えのもとだ。そして月々年払いのために積み立てていたお金は、また有効なものに使えるではないか。
2007年に満期を迎えた長男の学資保険は(こちらは某保険会社のもの)満期額に対して95%しか払っていない。しかも満期時には6.5%のおこづかい付きであり、18年の間は一般の大人の保険と同じ保障も付いていた。という具合だ。
そんなに得した気分で満期を迎え支払われた現金を、私はまた「手の届かないところ」へ少しだけ移動させたのである。
アメリカでは「サブプライムローン」がじわじわと深刻化されつつあったにも関わらず・・。
―これは自分の無知さを呪うよりほかにない。
学資保険(教育積立)の全納払い。1994年に組んだ住宅ローンではぜったいにボーナス払いにはせず、月々払いで切り抜ける。22歳で結婚して(主人は24歳、大学を出て2年目の年)決して高収入ではないけれど、家計をやりくりしてきて、家も持てたし車も持てたし。子どもたちの教育資金もあと数年。なんとかなるだろう。絶対の自信とはいかないまでも、そんな自分には少しばかりの自信があったのだ。それが・・。だ。
先日銀行に行って、もし今解約するとしたら・・の残額を問い合わせた。驚愕した。50万が29万8千円になっているのだ。基準価額は10200円ほどから6236円(2月26日現在)に下がっている。当然だ。
日々忙しいから投資信託でプロに任せて、基準価額が下がり始めたときも、忙しいからとほったらかしにしていて、「まあそのうちまた元に戻るだろう。」なんて思っていたら。これは株の塩漬け状態も同じこと。さあどうしよう。ということなのである。
バランス型。プロの運用。。「時代が時代だから仕方がない」という人もいるのだろうが、じゃあこれはあっても無きに等しいのではないか。当時退職金のほとんどをこの投資信託につぎ込んでしまった人もいるのではないか。リスクの説明もいい加減に、いいことばかりを窓口で並べたてていたのではないか。なぜあのとき「商品の分散」であるとか、「積み立てでのリスク回避」ということを提案してくれなかったのか。あろうにも地方銀行の本店で、である。いや。それよりも無知だった自分が悪いのだから、少し勉強してみよう。と、いったのが実は始まりであり、きっかけであるのだ。
マドンナの横浜ライブから20年が経つ。そしてあと20年すれば、私は間違いなく65歳になるのだ。いま、自分の老後をやっと見つめる日が来たと思っている。退職金をもらってからの投資なんて、本来あり得ないことだと私は思う。いまの基準価額がもとのラインに復活する日が来るなんて、いったい何年後?なのか。65歳からの長期運用なんて、20年が限度じゃないか。私は子どもたちには自分のお葬式代だけを残せばいいと思っている。カードやローンでお買い物をしたら、それが全部支払えるくらいの自分の死亡保険をかけておけばいい。
こんな時代。歳をとってからリスクを背負うのでは遅すぎるのだ。いままだ元気なうちに少しくらいのリスクを背負ったとしても、取り戻せる原動力はまだあるのだから。
※こちらのブログでは6年目になろうとしています。記事数670件コメント数2224件(ゲストさまからのコメントはうち半分)だんだん重たくなってきましたので、もうひとつブログを作ってそこに移動しようと考えております。長いあいだ見ていただいてありがとうございました。あたらしいブログが作れましたら、ここにリンクを貼るつもりでいます。新しいブログでは、金融や経済、投資に興味のある方のご意見も頂戴したいな。。と、思っています。そして絵画や映画・・そして京都関係は引き続き行うつもりでいます。どうぞよろしくお願いいたします。
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